日本脱出大作戦マレーシア移住

海外生活ど素人関西のオヤジが突然マレーシアに移住を決意。
そんなオヤジがマレーシアで生活初めたらどうなるかの毒舌日記。

大阪人のあかんところ

一言で言うと「傷の舐め合い文化」だと思う。


大阪の人間はええで。
見ず知らずの人間に優しいで。


東京で暮らしてた時に「大阪って凄い街やな!」っと言ってきた知り合いが言った内容。


「出張でよくわからん茨木と言うところで道に迷ってたんです。
 道を聞こうとスーパーの前で自転車に乗ったおばさんに道を聞いたんです。
 そのおばさんは「そんなとこ行くのに歩いてたらあかんで!この自転車使い!」と言って自転車貸してくれたんです。
 びっくりしました。
 大阪って凄いところですね。」


って。
この話で自分自信恥ずかしいやら嬉しいやら。
「そうやねん!ガキ連れて歩いたらポケットが飴ちゃん一杯になる街やねん。」
と言い返したが。。。


しかし。。。


今の大阪あかんなぁ。


東京に移り住んだのが16年くらい前か。


外から見ると大阪のあかんところがよくわかる。


その理由がわかる事件が「大阪都構想住民投票」。
平和ボケした人口比率が高いのも大阪。


「変化を怖がる」んだよなぁ。
古い体制のあかんところに目を向けようとせず、橋下と言う一人の人間の言い出した新体制の中身も見ずに変化だけを怖がった。
あれで「大阪って終わった。。。」と一人泣いた夜を思いだす。


そして、もう一つ。


40過ぎて東京に移り住んだワシが一番強く思った事。


これが傷の舐め合い。


大阪人は素直。そして正直。
それが裏目に出ている。


町工場の社長の集まりの会話では
「最近商売どないでっか?」
「あかんねん。不景気やしのぉ」
「そうやのう、そりゃワシもあかんけどしゃあないのぉ」


こんな会話が日常茶飯事の大阪。


東京はちゃうかった。
金も無い貧乏会社の社長でも弱音は吐かない。
必死になって弱音吐かずにええ格好しよる。
負けたら消えて居なくなるだけ。
大阪人からしたら「何ええ格好しとんねん」となるがこれが実は大事。


みんな必死になって頑張ってるねん。
弱音吐いたら取り残されるねん。
だから前向いて頑張ってるフリだけでもせな終わるねん。


こんな競争をしているのが東京だった。


正直ワシも「こんな奴らが頑張ってるのに負けられへんで」と何度も思わされて頑張れた。


しかし大阪は違う。
優しさと正直者の裏返し。
「傷の舐め合いで納得してしまう」


これが大阪の一番あかんところやと思う。


でも、今はもっと深刻やな。


日本自体が傷を舐め合って変化怖がってる。
憲法改正なんか戦後一度もしてない先進国なんか日本だけやで。


日本大丈夫か?


母国日本!
みんなで目を覚まして頑張ろう!


命を捨てて日本を守ろうとした方々に失礼にならないように。



「あかーん!もうちょっとでコケるとこやった!」
「もうコケとるやんけ!」


こんな大阪が好きや。


母ちゃん焼酎おかわり!
ん?
ワシ一人やったわ。。。


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